IKUYA Takahashi
ANIMATION

お酒ではなく、「誰かの夜」を飲める、不思議なバーの話です。 ちょっと疲れた時や、何かに逃げたい時に、「誰かの一晩」を飲んで過ごせる。。 なんでもない人の楽しい夜もあれば、とんでもなく悲しい夜も用意されています。(喜劇よりも悲劇の方が人を救うことがあるかもしれないし。) 最初真っ暗だったボトルは、飲むにつれて夜があけていき、朝焼けがボトルを満たしていきます。 そんなバーを訪れた、女性のお話です。

寒くて深い森の奥、夜になると、夜空をオーロラたちが自由に駆けていきます。 生まれたてのオーロラは、まだ上手く色を変えたり揺らめくことができないから、夜中にこっそり地上で踊る練習をしています。 凍った湖を鏡にして踊るオーロラの子供と、人間の少女が森の奥で出会うお話です。

漁師のように、毎日宇宙に出かけて行っては「流星群」を網で捕まえて地上で売って暮らす男の話。 星の屑は地上で、どんな風に使われているのか。。

皆が寝静まった夜中に、ト音記号は楽譜の上を軽やかに移動していき・・・。